車のバッテリー交換

車のバッテリー交換

車のバッテリーは消耗部品の一部になります。
バッテリーを消耗したままの状態でいると…エンジンがかかりづらくなります(特に寒い時期に)
完全にバッテリーが逝ってしまいますと、最終的にはエンジンがかからなくなります(市中や日中等であれば近くのガソリンスタンド等へ電話すれば応急処置してくれますが、そこそこ良い金額取られます。JAFや保険等に加入している方は連絡すれば、無料で対応してくれるかもしれません。発生場所が自宅や駐車場等であれば良いですが、車はいつ止まるか分かりません。発生した場所や時間帯によっては業者がすぐ来てくれるとは限りませんので注意しましょう)
※保険は契約内容によって料金が発生する場合もあります。事前に契約内容を把握しておきましょう。

ディーラーや車屋さんから点検時等にバッテリーがそろそろ交換時期ですと言われた時は早めの交換を推奨します。(最近は余り見かけませんが、ガソリンスタンド等で無料で点検してますと言われ…バンパーを開けられて「バッテリーが劣化してますね。今なら安く取付ますよ」というパターンは要注意です。そもそも劣化していないのに不安をあおってバッテリーの交換をやたら進めてくる店員や店舗等は注意しましょう。「ディーラーに任せているので」「行きつけの車屋があるので」と言ってその場はやり過ごしましょう)

話を戻します。見積りをもらうと結構いい金額が表示されていると思います。必然ながら…下記金額が見積もられています。金額を高い順に並べますとこんな感じです… ディーラー(車屋さん)>ホームセンター>ネット
新バッテリー代
旧バッテリーの処分費
人件費(技術料)

・費用比較
ディーラー(車屋)     約\20,000- ~
ホームセンター(DIY)   約\10,000- ~
ネット(DIY)       約\8,500- ~
※バッテリーの型式はM-42で比較してます。バッテリーの大きさにより費用変わります。

DIY自身で交換行えば、最低でも人件費(技術料)は無くなります。
交換って難しそう、手順間違えたら感電しない、旧バッテリーの処分ってどうやるの? 等があると思います。
バッテリーの交換自体はそんなに難しくありません。感電についても正しい知識を身に付けておけば安全作業で行えます。旧バッテリーの処分についても自治体によって引取りを受付しています(私の自治体は受付してなかったので他業者へ引取りの方法を選択しました)

・準備
バッテリーを交換する前に1点重要な事があります。

バッテリー交換中は一時的に電気が遮断されます。今の車ってカーナビを付けている方がほとんどかと思われます。電気が遮断されるとカーナビに記憶されているメモリー情報が消えてしまう場合があります(初期化されてしまう可能性がある) 行きつけのルートや頑張って登録した住所等が一気に消える可能性があります(詳細はカーナビの取説を確認しましょう)バッテリーの交換中に電気を遮断する事無く、保護する便利な機器がありますので合わせて紹介します。
下記はアマゾンで購入しました。

メーカー:CAR METE
部品名:カーメイト メモリーキーパーUSB
価格:\1,818- (※2025年の価格)
※モバイルバッテリーは別売り


もう1点、旧バッテリーの処分方法です。
稀にですが、民間の車屋さんでバッテリーの回収無料で行っているところもあります。ただ昨今ゴミの処分代は費用取るところが多いのが実情です。私が調べた限り一番安いのはネットでの回収です。下記もアマゾンで調べるとすぐ出てきます。「バッテリー回収」
※住まいが沖縄・離島・中継地域は、受付対象外になります。事前にご確認を願います。
価格:\450- (※2025年の価格)

届くと注意書きがあったのですが、「ネットでの回収予約はせずに直接電話で予約を取るように願います」と書いてありました。ネットで予約取るとシステム上で○川のドライバーさんが専用の伝票を持参してくる為、せっかく購入した伝票が使えなくなってしまう様です。

交換するバッテリーの型式を確認します。
今付いているバッテリーの型式を確認します。車のエンジンを切ってバンパーを開けますとバッテリ-がすぐ見えます。下記写真は例となりますが、M-42と表記あります。購入時にバッテリーの型式はM-42を選択します。他気を付ける点としては、アイドリングストップ車専用の可否を選択します。

下記はアマゾンで購入しました。
メーカー:GSユアサ
部品名:GSユアサ ER M-42/55B20L
価格:\7,973- (※2025年の価格)



・交換手順
車のエンジンを停止します(社内の電灯等は全てOFFにしておきます)
ボンネットを開けておきます
メモリーキーパーUSBを使用してOBDⅡコネクタを接続します(メーカーのHPに詳細動画ありますので参照下さい)
下記は我が家の車の場合です(運転席側のハンドル左下付近にありました)
左側が接続前・右側が接続後の写真です。カチッとコネクタをはめるだけなので簡単です。

施錠せずに3分以上経過後にバッテリー交換を行います

バッテリーの固定金具及び、マイナス端子を工具を使用して外します(※参考:10mmの六角ナット)

続いてプラス端子を工具を使用して外します
予備知識:バッテリーのプラス端子とマイナス端子を接触させない限りショートはしません。よくある事例としてはナットを回している最中に接触してしまったという事があります。この辺だけ注意して頂ければ安全に作業出来ます。あとバッテリーは意外と重いので腰が悪い方は持ち上げる時等に注意しましょう。

旧バッテリーを取り外して、新バッテリーと交換します。
プラス端子からナット取付し、次にマイナス端子のナットを取付、固定金具を取り付ければ作業完了です。
後から交換時期等分かる様に、交換日や走行距離等は任意で貼付けておくと良いでしょう。

メモリーキーパーUSBを取り外して、エンジンがかかるかテストします。
問題無ければ、以上で作業完了です。

・後書き
車種により、バッテリーの品番の違い、メモリーキーパーUSB接続箇所の位置の違いはあると思いますが、要点を抑えればそれ程難しい作業ではありませんでした。バッテリー交換も業者によって費用ピンキリだと思いますので少しでも浮いたお金で投資や趣味や食事等に他の事に回す事が出来ますので是非チャレンジしてみて下さい。
※作業に自信が無い方はディーラー(車屋さん)、専門業者で交換を依頼しましょう。

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